英語長文の空所補充問題(穴埋め問題)の解き方のコツを講師が暴露します

大学入試の英語長文の問題で、最も良く出題される形式の1つが「空所補充」。

長文の中に空所がいくつか用意されていて、そこに挿入するものを自分で書いたり、選択肢から選んだりする問題ですね。

オーソドックスな形式で解きやすそうに見える一方で、意外とミスをしてしまうという経験、私が受験生の時もしてきました。。

受験を終えてから講師として、この空所補充問題に関して、受験生の方々から何度もご相談をいただいています。

私も受験生としても、講師としても空所補充問題は徹底的に研究してきたので、解き方のコツを詳しく解説していきます!

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英語長文の空所補充問題に必要な力

英語長文の穴埋め問題は、「長文の読解力」「語彙力」の2つの力が問われます。

長文が読めているだけでも解けないですし、逆に語彙力が無くても得点を稼げないという事ですね。

長文の中で空所補充問題を出題するという事は、単純な語彙の独立問題ではないわけですから、長文の理解も問われています。

「空所補充問題が解けないので、語彙力を鍛えます」というご連絡を受験生からよくいただくのですが、それだけでは全く不十分なので、注意しなければいけません。

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空所補充問題の解き方のコツ

空所補充問題の解き方のコツは、大きく2つ。

1つ目は文脈をしっかりと理解する事。

空所の前後だけでなく、英文の流れをしっかりと追っていき、その流れの中で空所に入る内容を推測しなければいけません。

局所的に解こうとするのではなく、冒頭からの流れ、そして空所の後の内容まで理解したうえで、解いていくことが大切です。

 

そして2つ目のコツは「選択肢を先に見ない」こと。

選択肢が用意されている場合も多いですが、先に選択肢を見てしまうと、先入観が入ってしまいます。

入試問題はヒッカケの選択肢も多いので、失点の原因になってしまうんです。

まずは文脈を理解したうえで、空所に入る内容を自力で推測してください。

それから一番近い選択肢を選ぶことで、正答率を上げられます!

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前置詞の穴埋め問題も頻出

空所補充問題の中でも、前置詞を埋めさせる問題は特に厄介です。

文脈の理解も当然のことながら、日ごろから前置詞に気を付けて勉強に取り組んでいないと、なかなか正解することができません。

この形式の問題は特に苦手とする受験生が多く、ご相談もたくさんいただいています。

 

対処法として単語や熟語を覚える際には、訳を覚えるだけでなく、セットの前置詞が何であったかまで暗記するように心がけてください。

前置詞によって語句の訳が変わるものは、文脈の理解と語彙力の両方を問うことができるので、狙われるケースが多いので注意しましょう。

 

空所補充問題の復習法

過去問や模試、問題集で空所補充問題をミスしてしまった時。

ここまでお伝えした「文脈」「語彙」「前置詞」のどれが原因で失点してしまったのか、分析してください。

それぞれの原因別に、補強をしていくことで、空所補充問題の得点が伸びていきます。