ブライトステージ英語の評価・評判!パワーステージやNextStageやとレベルの違い

新しい英文法の問題集として人気が出てきている、Bright Stageをご存じでしょうか。

一昔前はVintage、NextStage、スクランブルの3強でしたが、ブライトステージがここに食い込んでくるくらい、高く評価されています。

表紙が緑色で、今までの問題集とはちょっと雰囲気が異なるんですよね。

私もこのブライトステージがすごく気になったので、講師として分析してみました!

ここでは「ブライトステージという問題集の評判」「有名なネクステージやパワーステージとの違い」の2点を、掘り下げて解説していきたいと思います。

 

ブライトステージの評判

Amazonでの評価は5点満点で4点ほどと、高い評価になっています。

下記のようなレビューが投稿されていて、とても良い問題集であることが分かるでしょう。

 

・解説が他のどの問題集よりも詳しくわかりやすい。

・初めて入試問題にチャレンジする人には最適。

・まじめに取り組めばかなり力がつく

 

初心者向けの問題集であるため、他の問題集と比べると解説が詳しく、わかりやすいということですね。

大学入試の参考書は基本的に、難易度が上がるにつれて、解説で基礎的な内容はカットされるので、わかりにくくなってしまいがちです。

 

一方で下記のような批判的な投稿もありました。

 

・こんなに類書を次々と出す桐原書店さんの意図がイマイチよく分かりません

・解説が極めて雑

 

たしかにブライトステージ、ネクステージ、そしてパワーステージと、類書がたくさんあるんですよね。

そしてそれぞれの違いが、出版社から明言されていませんから、どれを使うべきか迷ってしまう人も多いと思います。

NextStageを勉強していたら、ブライトステージが書店で目に入って、「新しいし、こっちの方が良いのかな・・・?」なんて不安になってしまう人もいる事でしょう。

 

また「解説が雑」という意見に関しては、問題数が多いので仕方がないことではあると思います。

問題数が多くなればやはり、その文だけ解説はカットされてしまいます。

他のボリュームの大きな問題集と比べて解説が丁寧であることは間違いないので、もっと詳しい解説を求める人は、問題数が少ない問題集に取り組むのが良いでしょう。

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ネクステージやパワーステージとの違い

有名なNextStageやPowerStageとは、どのあたりが異なるのでしょうか。

一番の違いは「レベル」です。

先ほどもお伝えした通り、ブライトステージは初級者向けで、難易度が易しめ。

一方でネクステとパワステ中級者向けで、文法の基礎がある程度固まっている人向け。

そしてネクステは発音・アクセント含め幅広くカバーされている一方で、パワーステージは語法がかなり手厚いのが大きな特徴。

 

「ブライトステージは初級者向け」「ネクステは中級者向けで、幅広くカバー」「パワステは中級者向けで、語法が厚い」ということです。

今のご自身の実力や、自分で伸ばしたい力を考えたうえで、最適な問題集を選ぶようにしましょう。

書店に足を運んで中身を見て、問題のレベルやレイアウト、解説の詳しさなどを確認してから選ぶのがベストです。

英語長文読むと眠くなる原因を教えます。集中できない悩みを解消します。

「英語長文を読んでいると、途中で眠くなったり、集中が途切れてしまったりします・・・・」

こんなご相談がたくさん届いています。

私が受験生の時も、自習室で英語長文を解いていたら、いつのまにか寝てしまっていたり。

模試の英語長文を解いていたら、いつの間にかぼーっとしてしまったり。

そんな経験が何回かありました。

 

結果的に現役の時は配点が高い英語長文で得点を稼ぐことができず、受験した日東駒専とMARCHすべてで不合格となってしまい、進学する大学がありませんでした。。

浪人してからは「英語長文の集中力」を含め、徹底的に長文を鍛え上げたので、偏差値は70を超え、早稲田大学に合格することが出来ました。

こうした経験から、「長文の集中力を上げる方法」について、詳しく解説していきます!

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英語長文を読むと眠くなる理由

英語長文を読んでいるとどうしても、途中で眠くなったり、集中が切れてしまったりする理由。

それは「長文のストーリーを理解できていないから、読んでいて楽しめない」というケースが大半です。

英語長文は何かをテーマにした文章ですから、興味深いテーマも多く、さらに「英語が読める」ということも、楽しさにつながっていきます。

現役の時に英語長文がほとんど読めず、偏差値が43ほどだったときは、長文を読んでいて集中力が切れてしまったことも、多々ありました。

しかし浪人をして英語長文がしっかりと読めるようになってからは、長文を読むことが本当に楽しくなりました。

ですから「長文は読めるようになれば楽しい!」という希望をもって、勉強に取り組んでいきましょう。

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長文を解くときは気合を入れて!

英語長文を解く際には、「制限時間内に解く」「初見で長文を理解する」という2点をたまに入れて、入試本番のような気持ちで取り組んでください。

1題1題本気で解いていかないと、読解力は伸びていきません。

長文を1題解くというのは、時間もかかりますし、貴重な問題集を1題消化してしまいますから、それくらい大切なものだと認識しましょう。

 

そしてこれまで学んだことをフル活用し、目の前の長文を、自分が持てる最大限の力を使って、1点でも多く得点してください。

英語長文は配点が最も高い分野ですし、なんとなく取り組んで、集中力が切れてしまうようでは、志望校合格も見えてきません。

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長文の問題集のレベルを下げよう

長文が理解できないと眠くなってしまうのは、お伝えした通りですが、取り組んでいる長文の問題集のレベルが高すぎる可能性があります。

例えば志望校が早慶だったとしても、今の実力が偏差値50前後では、早慶レベルの問題集を解いても、長文を理解することが出来ません。

少しでも難しい参考書や問題集に取り組む気持ちはわかりますが、実力が伴っていないと、勉強に集中できない原因になってしまいます。

まずは今の実力と同等の問題集からスタートして、徐々にレベルを上げていくことで、成績も集中力も伸ばしてきましょう。

英語長文の内容一致問題の攻略法【完全版】解き方のコツ。

大学入試の英語長文では内容一致問題が出題され、他の問題と比べて配点が高い傾向にあります。

英語長文の最後に出題されているケースが多く、合否に直接かかわってきますから、対策に悩んでいる人も多いでしょう。

私はこれまで講師として無数の過去問や長文の問題集を解いてきて、1つ1つの設問を徹底的に研究してきました。

そんな私がこれからお伝えする、「内容一致問題の攻略法・完全版」をぜひ読んでください!

 

内容一致問題の解き方のコツ

①長文を深く理解する

内容一致問題はその名の通り、「長文の内容を理解をできているか」を問われる問題です。

テクニックどうこうではなく、長文が理解できていないと、正解を導き出すことができません。

内容一致問題では「長文の重要なポイント」が問われるケースが多いので、冒頭から最後まで、しっかりと流れを追ったうえで、要点を抑えてください。

これが内容一致問題を解くための大前提であり、解き方やテクニックはあくまで補助的なものになります。

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②長文の要点をまとめる

内容一致問題を解く前に、長文の内容をきちんと整理して、頭の中で要約ができている状態を作ってください。

選択肢に頼って解こうとしてしまうと、ヒッカケの選択肢に飛びついてしまう可能性があります。

自分で要点を整理したうえで、それに適した選択肢を選ぶという流れです。

パラグラフごとの要点や、長文全体の要約を簡単に日本語でまとめておくと、正答率が上がります。

長文の理解度も上がりますから、ぜひ取り組んでみてください。

 

③長文を解きながら選択肢を消していく

英語長文をすべて読み終えてから、内容一致問題を解く人が多いですが、長文を読みながら解いていくのもおすすめです。

というのも長文を最後まで読んでから、問題を解こうとすると、長文の内容が頭から抜けてしまうケースがあるからです。

内容を確かめるために、もう一度長文を読み直すとなると、タイムロスになってしまいますよね。

選択肢が5個以上あるケースは特に、細かい部分まで問われやすく、読み直しを何度もしなければいけないでしょう。

 

そうならないために長文をある程度読み進めたら、選択肢に目を通して、消せる選択肢から消していってしまうのがおすすめです。

長文の内容が鮮明に頭に入っているうちに、選択肢を消していくことができれば、世見直しの時間を減らすことができます。

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選択肢が多いほど難易度は上がる

選択肢が多くなればなるほど、選択肢はより細かい部分まで言及するようになりますから、難易度は高くなります。

例えば4択であればそれぞれ、長文の要点に関する選択肢である可能性が高いですが、7個も選択肢があると、重要な部分だけで選択肢を作ることが難しくなります。

ですから細かい部分まで問われるケースも、多くなるという事ですね。

数多くの選択肢が用意されている、内容一致問題が志望校や併願校で出題される場合はしっかりと対策しておき、得点を取れるようにしましょう。

英語長文の問題集は毎日解け!一日に何題解くべきか教えます

「1日に英語長文は毎日解くべきか」という悩みは、とても多くの受験生が持っているのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、英語長文は毎日解いてください。

英語は言語なので、継続的に勉強した方が当然、定着しやすいんです。

例えば1週間に1回、7題の長文を一気に解くよりも、1日1題解いていった方が、英語の感覚が身に付いていきます。

スポーツも同じですが、継続的にトレーニングを重ねて、身体にしみこませていくことがとても大切なんです。

 

多くの人が「毎日、長文を解くなんてしんどいなぁ」と考えるからこそ、「毎日解いた方が良いですか?」というご質問をいただくことが多いのでしょう。

おそらく「毎日解かなくても良いですよ」という回答が来たら、それは嬉しいことなのでしょうが、やはりそういった回答はできません。

英語長文は英語の配点の7割以上を占めていますから、長文のトレーニングには最も時間をかけていく必要がありますからね。

勉強しやすい単語ばかりに時間を使って、配点が高い長文を落としてしまう事がないよう、注意しなければいけません。

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英語長文は1日に何題解くべき?

1日に何題というのは、1人1人変わってきます。

受験までの時期や現在の学力、そして志望校のレベルなどなど。

ですから単純に、「1日1題解けばOK」なんてことにはなりません。

 

ただ高校3年生や既卒生の方であれば、1日に2題は解いておきたいですね。

長文が苦手な人や、志望校の長文に歯が立たない人は、3題解いた方が良いでしょう。

高校1年生や2年生の方は、1日1題を目標に取り組むと良いですね。

 

いきなり志望校の長文を読み解くことを目標にしてしまうと、難しすぎて現在力の距離が測れない可能性が高いです。

まずは共通テストで8割を取ることを最初の目標において、そこに到達するためには1日に何題くらい長文を解くべきかを、分析してみてください。

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量と質の両立を

良く見かける、2つのタイプの受験生。

 

①1日に7題長文を解くようにします!

②1題を何周もして、ひたすらやりこんでいます!

 

どちらの勉強法も間違っています。

英語長文はただ解けばよいというものでは無いですし、かといって量をこなすことができないと、力は伸びていきません。

質と量の両方が重要なのが、英語長文の学習です。

 

長文は毎日きちんと解いて、それでいて1題1題を徹底的に復習しなければいけません。

1題を徹底的に復習しなければいけないのは、長文は解くだけでは意味が無いから。

解くという行為はテストであって、じっくりとその長文を復習するときに、長文の読解力が伸びていきます。

 

ただ1題の長文をやりこんでいるだけでも、成績は伸びていきません。

なぜかというと英語長文は「初見で読み解く力」がとても重要で、1題の長文を復習して学んだことを活かして、次の所見の長文を読み解いていく作業を繰り返す必要があるからです。

ですから英語長文は「量と質」の両方が大切で、どちらか一方に偏ってしまうと、長文の読解力は伸びていかないので注意してください。

英語長文で単語がわからない?そんなの当たり前です

受験生の方々から、「英語長文を読んでいると、わからない単語が出てきて、そこから長文が理解できなくなってしまいます」というご相談を、本当によくいただきます。

たしかに英語長文の中に、自分が知らない単語が出てくるのは、正直焦ってしまうのもわかります。

ただ「長文の中で知らない単語が出てくるのは、当たり前のこと」で、誰しもが感じることだと、頭に入れておいてください。

そのうえでどうすれば、知らない単語が出てきたときに対処できるか、講師である私が詳しく解説していきます!

 

長文で知らない単語が出てくるのは当然

英語という言語には、100万語以上の単語があると言われています。

一方で入試の単語帳に載っている英単語は、1冊で大体2000語~3000語ほど。

3冊の英単語帳を勉強して、1万語ほど覚えたとしても、カバー率は全英単語の1%にも満たないということです。

 

大学入試で出題される英語長文は、基本的に新聞やニュース、本など様々なところから「引用」されているケースが多いです。

つまり大学入試に向けて作られた英文ではないので、受験の英単語帳に載っていない単語も、当然ながら出てきます。

これは大学側も認知していて、「知らない単語があることは当然」と考え、そのうえで注釈をさほど用意せずに、受験生に出題しているんです。

ですから「長文の中で知らない単語が出てきた、どうしよう!」なんて焦る必要はなく、当然のことだと考えましょう。

 

単語を覚えてもキリがない

英語長文の中で知らない単語が出てくると焦り、「もっと難しい単語帳を勉強した方が良いのかな?」と考える人も多いと思います。

しかしどんなに英単語を追加して覚えていっても、長文の中に分からない単語が出てくるという状況は、解決することができません。

それは先ほどもお伝えした通り、英語には100万語以上の単語があるので、頑張って覚えても覚えきれるはずが無いからです。

 

もちろん志望校レベルまでの英単語帳はガッチリと覚えて、その単語は瞬時に訳せるようにしなければいけません。

そうでないと分からない単語だらけになってしまい、長文が全く理解できませんからね。

ただ大学側が求めている単語力を超えて、マニアックな単語を覚えていったとしても、それが得点につながる可能性や、入試で出てくる可能性は低いということです。

 

知らない単語は推測するべし

英語長文では空所補充問題が本当に良く出題されますが、これは受験生の「推測力」を問うためです。

文脈をしっかりと追ったうえで、空所になっている部分を正しく推測する、そういった力を求められています。

大学側は「推測力」を問いたいと考えていて、知らない単語を推測することも同時に求めています。

ですからわからない英単語が出てきたら、空所補充問題と同様に、その単語を推測するようにしてください。

長文の流れを理解して、そのフローに沿って推測することで、精度を高めることができます。

英語長文が読めるけど解けない。読めるのに悔しい人は読んでください

大学入試の英語の配点の大部分を占める、英語長文。

「読めてるはずなのに、答え合わせをしたら全然合ってない・・・」という経験、1度はあるのではないでしょうか。

読めていると感じているので、その分だけショックや悔しさも大きいですよね。。

受験生の方からも、「読めるのに解けない」というご相談は、本当によく届きます。

ここでは「読めるのに解けない時に、何が起こっているのか」を詳しく解説します!

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読めるのに解けない原因は3つ

①読めているつもりになっているだけ

最も多いのはこのケースで、自分では読めていて理解しているつもりでも、1文1文を正確に読み取れていない。

左から右に何となく読み進めて、単語を拾って理解して、自分の頭の中で何となく理解している状態。

この状態は「自分が長文を読めていないことに気づいていない」ので、とても危険です。

1文1文の和訳を書き出してみて、本当に正しく訳せるかを確認してみてください。

ほとんどの人が正しく訳すことができず、それが失点につながっています。

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②設問や選択肢にヒッカケられている

「英語長文が正確に読めていない」人は、さらに設問や選択肢にヒッカケられるケースが増えます。

問題の作成者が「半端な理解しかできていない人は、きっとこれを選ぶだろう」という、ぱっと見て正解に見える選択肢に、飛びついてしまっている可能性があります。

丸付けをして解説を読むと、「あー、ケアレスミスか」と片付けてしまいがちですが、本質は「英文」「選択肢」「設問」のすべてが、曖昧にしか読めていない可能性が高いです。

ミスをした際にはその原因を徹底的に深堀りして、自分の弱点をあぶりだすようにしましょう。

 

③スピードが足りていない

入試の英語は時間の制限が厳しいケースが多く、スピードを上げて解かないと、間に合わない人が多いでしょう。

急いで読み解こうとすると当然、細かな読み違いや、選択肢・設問の読み間違えが出てきます。

焦れば焦るほど、先ほどお伝えしたようなヒッカケの選択肢に飛びついてしまう可能性も上がります。

日ごろから長文を解くときには時間制限を設けて、常にスピードを意識して演習をしていきましょう。

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実力不足を認めることが大切

「長文を読む力はあるのに、なぜか間違える」といったように、自分の実力が不足していることから目を背けてはいけません。

気持ちはすごくわかるのですが、入試問題が解けないというのは、実力不足以外の何物でもないんです。

頑張っている分、自分の力は伸びている、原因は違うところにあってほしいと考えてしまいますよね。

しかし原因をしっかりと分析して、そこに対処していかないと、いつまでもミスは続いてしまいます。

弱点を徹底的につぶす意識で、自分の弱さと向き合って、対策を打っていきましょう!

英語長文の空所補充問題(穴埋め問題)の解き方のコツを講師が暴露します

大学入試の英語長文の問題で、最も良く出題される形式の1つが「空所補充」。

長文の中に空所がいくつか用意されていて、そこに挿入するものを自分で書いたり、選択肢から選んだりする問題ですね。

オーソドックスな形式で解きやすそうに見える一方で、意外とミスをしてしまうという経験、私が受験生の時もしてきました。。

受験を終えてから講師として、この空所補充問題に関して、受験生の方々から何度もご相談をいただいています。

私も受験生としても、講師としても空所補充問題は徹底的に研究してきたので、解き方のコツを詳しく解説していきます!

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英語長文の空所補充問題に必要な力

英語長文の穴埋め問題は、「長文の読解力」「語彙力」の2つの力が問われます。

長文が読めているだけでも解けないですし、逆に語彙力が無くても得点を稼げないという事ですね。

長文の中で空所補充問題を出題するという事は、単純な語彙の独立問題ではないわけですから、長文の理解も問われています。

「空所補充問題が解けないので、語彙力を鍛えます」というご連絡を受験生からよくいただくのですが、それだけでは全く不十分なので、注意しなければいけません。

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空所補充問題の解き方のコツ

空所補充問題の解き方のコツは、大きく2つ。

1つ目は文脈をしっかりと理解する事。

空所の前後だけでなく、英文の流れをしっかりと追っていき、その流れの中で空所に入る内容を推測しなければいけません。

局所的に解こうとするのではなく、冒頭からの流れ、そして空所の後の内容まで理解したうえで、解いていくことが大切です。

 

そして2つ目のコツは「選択肢を先に見ない」こと。

選択肢が用意されている場合も多いですが、先に選択肢を見てしまうと、先入観が入ってしまいます。

入試問題はヒッカケの選択肢も多いので、失点の原因になってしまうんです。

まずは文脈を理解したうえで、空所に入る内容を自力で推測してください。

それから一番近い選択肢を選ぶことで、正答率を上げられます!

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前置詞の穴埋め問題も頻出

空所補充問題の中でも、前置詞を埋めさせる問題は特に厄介です。

文脈の理解も当然のことながら、日ごろから前置詞に気を付けて勉強に取り組んでいないと、なかなか正解することができません。

この形式の問題は特に苦手とする受験生が多く、ご相談もたくさんいただいています。

 

対処法として単語や熟語を覚える際には、訳を覚えるだけでなく、セットの前置詞が何であったかまで暗記するように心がけてください。

前置詞によって語句の訳が変わるものは、文脈の理解と語彙力の両方を問うことができるので、狙われるケースが多いので注意しましょう。

 

空所補充問題の復習法

過去問や模試、問題集で空所補充問題をミスしてしまった時。

ここまでお伝えした「文脈」「語彙」「前置詞」のどれが原因で失点してしまったのか、分析してください。

それぞれの原因別に、補強をしていくことで、空所補充問題の得点が伸びていきます。